駅や空港で見かけることも多くなった幼児連れで大活躍の乗れるスーツケース。
我が家も隙あらば面白そうなところに吸い込まれる5歳と、遊べる場所以外は全く歩きたがらない3歳がいます。
そこで、1台(オレンジ)を買って新幹線で旅行に行ったところ、なんと楽なこと!
移動のスムーズさが段違いなのです。
ところが我が家には幼児が2人。
当然始まるたった一つのキャリー乗車権を巡る争い。
う、うるさーい! わかった!もう一台買うから!!
ということで、2台目も買ってしまいました。
キッズトラベルには、mini・折りたたみ・クラシックと種類があり、どれを買うべきか迷っている方もいるかと思いますので、おすすめなシチュエーションを考えてみます。
キッズトラベルの種類
キッズトラベル | mini | 折りたたみ | クラシック |
---|---|---|---|
機内持込 | 可 | 不可 | 不可 |
重量 | 2.8kg | 4.0kg | 4.0kg |
容量 | 32L | 65L | 65L |
耐荷重 | 40kg | 50kg | 50kg |
対象年齢 | 2-6歳 | 3-12歳 | 3-12歳 |
ストッパー | |||
ハンドル | 折りたたみ | 固定 | |
足置き | 折りたたみ | 折りたたみ | 固定 |
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mini(機内持ち込み)がおすすめ
機内持ち込みしたいならこれ一択です。
- 飛行機搭乗直前まで乗せたい
- コンパクトさ重視
- 子どもがまだ小さい
- 電車移動が多い ストッパー付きが◎
対象年齢(2−6歳)や、キャリー本体の大きさを考えると、使える期間は短め。
でも、子どもが3歳くらいまでで最初に買うならこの1台がおすすめ。
様々な旅行スタイルで活躍すること間違いなしです!
miniの黒だったら子どもが乗らなくなっても、普通のスーツケースっぽく見えるかも!?
機内持込みには重量制限があり、一般的には10kg(ピーチは7kg)までです。
ケースが2.8kgなので、入れる荷物は約7kg(ピーチは約4kg)に収める必要があります。
折りたたみタイプがおすすめ
- 子どもがすでに4歳以上
- 長期の旅行が多い、荷物が多い
- コインロッカーを使うことがある
- 電車移動が多い ストッパー付が◎
- くすみカラーやシンプルな雰囲気が良い
飛行機旅行の場合、必ず預け荷物として預ける必要があるサイズです。
折りたたみはハンドルや足置きがたためるので収納時に便利。色が可愛いのもポイント。
折りたためないタイプ(クラシック)は、大きいコインロッカーでも入らないことがあるようなので、ロッカー利用がある見込みなら、この折りたたみがオススメ。
クラシックがおすすめ
- 年に何度も使わない!お値段重視
- 子どもがすでに4歳以上
- 長期の旅行が多い又は荷物が多い
我が家は2台ともこれ。その理由は…
我が家2台はクラシック
我が家はMサイズ(現行サイズ)とSサイズ(廃盤)ともにクラシックタイプ。
折りたたみは色も含めて魅力はあったのですが、使用は年に1〜2回であること、
お値段差がありますので、コスパに優れたクラシックで十分と判断しました。
ハンドル・足置きが折り畳めると収納時に余計な出っ張りがない分、コンパクトなのは確かです。
一方、クラシックではこのようなギミックがない分 壊れにくく、畳んだり開いたりする手間もかけずにヒョイと乗れることもあり、個人的には楽だと思っています。
こどもが喜んで乗って移動できるだけで、十分メリットを享受できています。
キッズトラベル細部をチェック!
ここからはうちのキッズトラベルを細かく見てみます。
クラシック・折りたたみ共通 サイズ感チェック
サイズ感を見てみましょう。
下の写真は【イエロー▶身長85cmでSサイズ(廃盤)】 【オレンジ▶身長100cmでM(現行品)】に乗車していますので、右のMの方を中心に見てください。
身長100cmでも、まだ数年は乗れそうな余裕のサイズ感です。
左の黄色(Sサイズ)の横幅は機内持ち込みminiに近いのですが、身長100cmになると小さく感じそうです。
ケースを開けた時
開けると中仕切りがついています。
現在は、中仕切りのポケットがもっと多いようです。
容量は?
幼児はおむつが嵩張ったり、予備の服が多めの子もいるので、個人差が激しいのですが、
クラシック・折りたたみなら3泊4日。
miniなら1泊2日の親子分といったところでしょう。
我が家は、
- 2泊3日 家族4人 北海道旅行 ⇨クラシックor折りたたみ 1台
- 4泊5日 家族4人 沖縄旅行(ビーチグッズ多め) ⇨クラシックor折りたたみ 2台でお土産も入れる余裕あり
といったところでした。
キャスターのスムーズさは?
タイヤの直径も大きめで、駅や空港のきれいな路面なら子どもが乗っていてもとてもスムーズ!
子どもを乗せたまま、くるくる回せてしまうくらいです。
ただし、古い道路のアスファルトでは抵抗の大きいので走行音も大きく、キャスターが破損しないか心配に。
そもそも、荷物+15〜20kgくらいの子供が乗るので、普通のスーツケースよりキャスターに掛かる負荷は大きいはず。
駅や空港以外で子どもを乗せる場合は、できるだけ舗装の滑らかな路面を走行する方が良いでしょう。
ただ多くのショップで 保証期間2年〜レビューで永久保証となっています。
キャスター破損に関してはそんなに心配しなくても大丈夫そう。
車のトランクに乗せてみた
写真は トヨタ ルーミー・タンク/ダイハツ トール/スバル ジャスティ のトランクになります。
シートを最前に出すことで、縦に入りました。
後部座席を一番後ろにした場合でも、キッズトラベルを横にすれば入ります。
キッズトラベルのメリット
運ばれている姿がかわいい!
これに乗っていると、通りすがりの方が「なにあれww 可愛いんだけど」と笑ってくれます。
子どももなんだか得意げ。旅行では子どもの機嫌がいいのが一番です。
電車の席いらず
混雑する電車で座席がなくても、キッズキャリーがあれば大人しく乗ったまま座っていてくれます。
荷物&こどもが省スペースで収まってくれるのも助かります。
(キャスターにストッパーがないタイプは、電車の揺れで動かないよう大人が抑えててあげましょう)
大人のペースで動ける
旅行では歩く・待つ場面の繰り返し。
疲れた子どもはグズったり座りこんだり、ときに寝たりと気ままな行動をとるので、なだめる大人は疲労倍増。
だけど、キッズトラベルがあると喜んで乗ってくれるので大人のペースで移動できるのです。
これが最高。旅が楽しくなります。
キッズキャリーのデメリット・注意点
保管時の場所を取る
2台あるせいかもしれませんが、使っていないときの収納に場所を取る感は否めません。
使用期間が短い
喜んで乗ってくれるのは、おそらく幼児〜小学校低学年まででしょう。
スーツケースの寿命より先に乗らなくなってしまう可能性もあります。
でも、それを補ってあまりある移動の快適さなのもまた事実です。
注意!実際に見たヒヤリハット
子どもが乗った状態の時は、大人はハンドルから手を離さないこと!
これは私が実際に空港で目撃したのですが、親がハンドルから手を離した隙に、足で漕いで遊ぼうとした小さな子がキャリーに乗ったまま倒れてしまいました。
すぐに起こして怪我はなかったようですが、人混みで他の方にぶつかったるのも危ないので、大人は手や目を離さないようにしましょう。
荷物の入れ方に一工夫
荷物の詰め方によっては、重心が上に来てしまい倒れやすくなります。
安定感が増すよう、重い荷物をキャスターの近くに左右の荷室にバランスよく配置することも大事です!
また、中仕切りの隙間から小さなものが落ちがちなので、我が家では仕分けケースや洗濯ネットに入れてパッキングしています。
やっぱり乗れるスーツケースは子連れ旅行におすすめ!
3歳位との旅行は「ベビーカー、いるかな?いらないかな?」という微妙な年齢。
あったら嬉しいけど、邪魔かもしれない。
でも、キッズキャリーなら子供が退屈する駅・空港⇔ホテルなどの、さっさと移動したい場面で大人しく、むしろ喜んで乗ってくれるので移動がスムーズ。
子も楽ちん、親も楽ちん。旅行後の疲労感も違います。
また、子どもフレンドリーなホテルならベビーカーの貸出があるので、とりあえずホテルに着けばなんとかなる、という場面も多く、そんな時にはもってこい。
一方、ベビーカーと違って寝れないのでは?と思いましたが・・・
うちの子は気持ち良さそうに寝ていました。
せっかくのお出かけ。親も子も機嫌よく過ごせるなら、決して無駄にならない!
少し注意点はありますが、子供が乗れるキッズキャリーは本当に便利!
電車・新幹線や飛行機で子連れ旅行の予定ある方は、ぜひお試しください。
\ハンドル・ステップ折りたたみはこちら!/
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