中断されていたGoToトラベルの代替として、新たな旅行支援「全国旅行支援」の概要が政府より発表されました。
詳細は都道府県ごとに決定しており、前回のGoToトラベルより難解複雑なので、予約の際には対象になるかをよく確認する必要があります。
しかし、久しぶりの旅行支援、かなり盛り上がること間違いなしです。
旅先や日程の候補を絞ったり、泊まりたいホテルを調べるなど早めに準備しましょう。
もくじ
全国旅行支援対象期間
2022年10月11日〜12月下旬(予定)
概ね、12月20日宿泊分までとする都道府県が多いようです。
割引を受けるために必要なもの
- ワクチン接種歴3回 または PCR検査等の陰性結果
- 本人確認書類(身分証明書)
旅行の際は、同行者全員分の接種証明書または陰性証明書、
および運転免許証やマイナンバーカードの本人確認書類を持参しましょう。
忘れると割引適用外となり、落ち込みます。
12歳未満の子どもについては、同居の保護者が同行していれば接種証明書や陰性証明書は不要です。ただし、子どもも本人確認書類は必要です。
写真入りのマイナンバーカードがベストですが、作成していな場合は健康保険証を持参しましょう。
対象となる旅行先
全国
ただし、東京への旅行は 10/20以降となる見込みです。
また、参加を希望しない都道府県があれば除外されることがあります。
全国旅行支援の割引内容
1予約につき7連泊まで対象です。
休日・平日の定義
休日▶
宿泊旅行の場合・・・土曜日と祝前日の宿泊
日帰り旅行の場合は、土曜日、日曜日、祝日
通常の金曜日と日曜日の宿泊は「平日」扱いとなるので、金→土の宿泊や、日→月の宿泊も人気が出そうです。
平日▶ 上記休日以外の日
一番お得になる使い方は?
平日宿泊+交通付きプラン 1人1泊あたり20,000円を狙おう!
交通費込・1泊2日20,000円以上の旅行プランを予約すると
最大の8,000円割引+3,000円のクーポンで、11,000円/泊 お得になります。
仮に2人で平日に飛行機・ホテルのツアー2泊3日間 1人4万円の大阪旅行の場合、
ツアー代金は40,000円×2名=80,000円ですが、
8,000円×2泊×2名=32,000円の割引
→48,000円を旅行会社にお支払いとなります。
さらに3,000円×2泊分×2名=12,000円分のクーポン付与があります。
2人で8万円の旅行に48,000円で行けた上、12,000円のクーポンが貰えるわけで、かなりお得ですね。
ツアー(交通付き商品)商品割引目安
車で宿泊施設まで行く、航空券をマイルで取るといった場合以外は、交通(飛行機・新幹線等)付き旅行商品を購入するのがお得です。
クーポン券は平日3,000円、休日1,000円付きます。
ホテル割引目安
車で宿泊ホテルまで行くなど、飛行機や新幹線を利用しない場合でも割引はあります。
ホテル・旅館だけ予約した場合の割引は、1泊あたり最大5,000円です。
クーポン券は平日3,000円、休日1,000円付きます。
特に宿泊のみの予約で陥りがちなトラップですが、
子どもと旅行に行く場合、補助対象となる下限額(1泊5,000円/人)を下回らないように注意しましょう。
大人2人・子ども2人で1泊合計2万円の場合、2万円÷4人=5,000円/人なので、補助対象となりますが、1泊合計19,000円の場合、19 ,900円÷4人=4,975円/人となり、補助がありません。安すぎる宿泊プランに注意です。
予約時に要確認の事項
子どもは人数に含まれる?
ホテルが添い寝扱いとなる幼児も含め、人数としてカウントされるパターンが多いです。
こうなると、大人分の旅行代金で添い寝の子ども分も割引やクーポンが貰えるのでお得度倍増!ですが、子どもの人数を含めて補助対象金額(1人1泊5000円)を下回らない値段の旅行商品や宿泊プランを選ぶ必要があります。
旅行商品・宿泊施設により、乳幼児をカウントする・しないが選択できる場合もありますので、予約時に確認しましょう。
すでに予約済の旅行は対象になる?
すでに予約された旅行の取り直しは混乱を生むため、観光庁は既存予約も対象とする方向でいるとのことですが、判断は各都道府県に任せられています。
現在のところ、京都府・兵庫県へ既存予約旅行は対象外と発表されており、10/11以降に旅行を予約する必要があります。
その他の都道府県でも、予約した旅行会社・予約サイト・プランによって既存予約は割引対象外となる場合があるため注意が必要です。
一方で 楽天トラベル や じゃらん は既存予約でも適用条件を満たし、利用者側から申請の手続きをすれば、既存予約も対象とのアナウンスがありました。
既存予約については
- 都道府県の公式情報
- 旅行会社・予約サイトの適用可否
を注意深く確認し、出発前に申請が必要なものは忘れずに行いましょう。
仙台からの全国旅行支援、どうやって予約する?
旅行会社の店舗で相談しながら申し込むもいいですが、
空席や空室、値段を比較しながら選べるインターネット予約が便利です。
各旅行会社もこれから適用条件などを更新していくと思われますので、最新情報をチェックしながら利用しましょう。
全国旅行支援特設ページ |
楽天トラベル |
じゃらん |
仙台空港就航先 都道府県別公式情報
北海道(新千歳空港) HOKKAIDO LOVE!割
千葉県(成田空港)千葉とく旅キャンペーン
愛知県(中部国際空港) いいじゃん、あいち旅キャンペーン
大阪府(伊丹・関西) 日本中から大阪いらっしゃいキャンペーン2022
兵庫県(神戸空港) ひょうごを旅しようキャンペーンワイド
島根県(島根空港) 「ご縁も、美肌も、しまねから。」しまね旅キャンペーン
広島県(広島空港) NEWやっぱ広島じゃ割
福岡県(福岡空港) 新たな福岡の避密の旅
沖縄県(那覇空港) おきなわ彩発見NEXT
青春FLY ON!キャンペーンで若者はさらに5,000円のキャッシュバック!
全国旅行支援の開始にあわせ、仙台空港では「青春FLY ON!」キャンペーンも始まります。
対象者 平成10年4月2日生まれ〜平成16年4月1日生まれの18歳から24歳
条件 10,000円以上負担して仙台空港発着の国内線に搭乗すると、1人1回に限り5,000円キャッシュバックされます。(全国旅行支援等を適用した場合は、適用後の料金負担額が10,000円以上)
期間 令和4年10月11日(火曜日)から令和5年2月15日(水曜日)
新型コロナでお預けだった卒業旅行も、この機会に行ってみてはいかがでしょう。
詳しくはこちらをご確認ください↓
利用したい方は早めの準備を!
今後、全国旅行支援で国内旅行の動きも加速する上、インバウンド推進で外国人旅行客の増加も見込まれるため、のんびりしていると希望の日程で宿泊できなかったり、ホテルの価格も高騰するかもしれません。
既存予約も対象になるのでは?という情報を受け、私もキャンセル手数料がかかる日を確認しつつ期間開始前に旅行を予約しました。
【追記】JTBの旅行でしたが、無事割引対象になるとのことでした!
いったん予算が尽きて受付を停止している府県や旅行会社もありますが、追加配分で再開することも多々あります。
よりお得に旅行するためには、こまめに旅行サイトを覗いて情報収集しましょう。